「新しい生活様式に対応した公演」

コロナ禍の本年は、「ふじのくに#エールアートプロジェクト」の助成を得て

伝統芸能講座を開催いたします。

三つの密がないように参加人数を抑えて互いの距離をとり開催しますが、

間近に感じることができるようにイヤホンを使ったり、細部を確認して

いただけるよう後日、映像を配信したりします。

能面や装束などの特別展示も分散させ、安心して鑑賞できるようにします。

 

 

印刷用は以下をクリックしてください。

フライヤーPDF

 

イベントの詳細は、下記の通りです。

■日程:令和2年11月10日(火)

■時間:第1回  12時~14時 / 第2回  15時~17時

■会場: 東山旧岸邸

■定員:各回25名(事前予約制) ※応募多数の場合は抽選

■参加費:協賛席(室内ソファー席)5,300円(税込)

一般席(庭園椅子席)3,800円 (税込)

■お申込み:電話:0550-83-0747(火曜休館)

東山旧岸邸ホームページ:お問合せフォームより

氏名、ふりがな、郵便番号、住所、電話番号、希望回、席種、参加人数、

当日の公演映像の配信希望有無をお知らせください。

※ふじのくに#エールアートプロジェクト採択事業のため、広報用の撮影が行われる場合があります。

※お申込の際にお伺いした個人情報は、当イベント運営上の目的以外には使用いたしません。

ご不明な点等ございましたら、お気兼ねなくお問合せください。

皆さまにお会いできますことを、心より楽しみにしております。

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■主催 御殿場市東山旧岸邸

■助成 ふじのくに#エールアートプロジェクト

■協力 (一・社)塩津能の會、(株)イヤホンガイド、(株)TOKAIケーブルネットワーク

9月20(日)~23(火・祝)は本館内混雑が予想されるため、入場をお待ち
いただくことがございます。
また、上記の各日一部の時間のみ和室の入室を制限させて頂くことがございます。
予めお知らせさせていだきます。

また9/23日(火・祝)は祝日開館するため、翌日9/24(水)が振替休館です。

みなさま、良き連休となりますよう。

書籍『五十八さんの数寄屋』の販売開始  2020.6.8

このたび、鹿島出版会より書籍『五十八さんの数寄屋』が発刊されます。

藤森照信、田野倉徹也共著の本文170ページに加え、巻末にはAppendixとして2019年に東山旧岸邸で行われた著者2人による対談が収録されています。
本文では東山旧岸邸(岸信介邸)の設計や柱、構造、ディテールなどを図面やイラストで細かく紹介されるとともに、吉田と同時期を過ごした人物の回想も交えながら当時の様子に迫ります。
吉田の論文「近代数寄屋住宅と明朗性」も再録され、吉田五十八とその作品について深く知ることのできる1冊となっています。
読了後は本文に登場する各地の吉田五十八建築を見に行きたくなることでしょう。

東山旧岸邸では全国発売(6月10日)に先駆け、6月1日より店頭にて販売を開始いたしました。
当邸にお立ち寄りの際は、どうぞお手に取ってご覧ください。

藤森 照信、田野倉 徹也『五十八さんの数寄屋』
装丁:山口信博+玉井一平(山口デザイン事務所)
協力:東山旧岸邸、虎玄
発行:鹿島出版会
2020年6月10日発行
定価:本体3,400円+税

【イベント】2020年「写経の集い」中止のお知らせ 2020.4.29

 

かつて岸信介が御殿場の自邸・東山旧岸邸で写経をしていたことから9年間開催していたイベント「写経の集い」を、本年はコロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催を見送ることとなりました。楽しみにされていた皆様、申し訳ございません。

今回は代わりとして「やってみよう!お家で写経」と題し、東山旧岸邸の写経方法をご紹介します。
お家の好きな場所で、好きな時に写経に挑戦してみてください。

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「やってみよう!お家で写経」 ~東山旧岸邸の写経方法ご紹介~ (印刷したい方はこちら→

東山旧岸邸の主であった岸信介は73歳から逝去する90歳まで御殿場の自邸で過ごし、弘法大師ご入定1150年の際には高野山の奉賛会長をつとめ、般若心経1150巻をこの邸宅で書き奉納されました。
東山旧岸邸ではこのエピソードから、通常非公開の2階(寝室・夫人室)にてお庭を眺めつつ、般若心経の写経に取り組んで頂く催しを行っていました。
今回は皆様のご自宅で写経が出来るよう、当邸の写経方法をご紹介いたします。

【準備】
・主な道具:写経筆(筆ペン可)、写経用紙、お手本用写経用紙、硯、墨、水、墨汁、文鎮、毛氈(下敷き)
・準備:汚れても良い服を着用する、もしくは作務衣など汚れ防止の上着を羽織る
・場所:窓を少し開け半紙が浮かない程度の風が通り、鳥の声や水の音が聞こえると良いでしょう。

お香を焚いても良いでしょう。雨音を聞きながら、雨の日の写経もおすすめです。

【手順】
●塗香(ずこう)をする
(粉末にしたお香を掌に塗りこみ、その香りを吸い込むことで手・鼻・口・精神を清める)
●墨を擦る、景色を眺める、深呼吸するなどをして心を清め、写経を始める
(お手本を下敷きに写経する方法と、お手本を横に置き見ながら写経する方法があります)
●誤字の場合・・・誤字の右側に点を打ち、同行の欄外(上下どららでも可)に正しい字を記す
●脱字の場合・・・脱字した前後の文字の間の右側に点を打ち、同行の下に抜けた文字を記す

【誤字の場合】

【脱字の場合】

書き終えたら・・・願いごと、名前、日付を記します。願いごとは四字熟語でも文章でも構いません。(例:無病息災、心願成就、早く平和な世界になりますよう)

※写経用紙によって記入箇所の違いや、各々お作法の違いがございます。
一例としてご参考ください。

東山旧岸邸では、写経後の用紙は各自お持ち帰り頂いていましたが、仏様へ奉納するか時をみて近隣のお寺でお焚き上げして頂くのもよいでしょう。なお、写経中は無理のない姿勢で行いましょう。

今回は岸邸のお庭を想像しながら写経が出来るよう、東山旧岸邸の庭園画像をご用意しました。
下記よりダウンロードいただけます。
庭園画像2020年5月末日までダウンロード可/個人使用目的のみ・転用禁止

写経用紙・塗香について・・・東山旧岸邸では、写経用紙は「鳩居堂」様、塗香は「山田松高木店」様のものを使用していますが、各所から写経用紙など販売されておりインターネットでも手に入ります。また、お手本を無料ダウンロードできるサイトもございます。(※「写経 ダウンロード」等で検索可)

ご自身に合う物を探して、有意義な写経の時間をお楽しみください。

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<おまけ>
東山旧岸邸のある御殿場では、この地域ならではの旬の料理がございます。
写経のあとはそんなご当地料理に挑戦してみるのも良いでしょう。
以下サイトもご紹介いたします。

・JA御殿場 レシピ紹介

御殿場地域の名産品「御厨そば」や旬の農産物を使った献立が並びます。
自宅の食卓にて御殿場の味をお楽しみください。

また御殿場で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
早く安心して過ごせる日々が戻りますよう。

東山旧岸邸開館10周年特別企画「吉田五十八の建築~設計者と作り手たち~」(終了しました)2020.4.12

東山旧岸邸は、2019年11月に開館10周年を迎えた事から展示「吉田五十八の建築~設計者と作り手たち~」を2019年11月20日(水)から2020年1月26日(日)の54日間開催し、計4,491名のお客様にお越しいただきました。
本企画は株式会社 水澤工務店様ご協力のもと、貴重な資料や書籍及び大工道具等の借用が叶いました。また会期中、数度にわたり室礼を特別に整えて頂きましたのは「美遊居・きたがわ」様、長谷川瀟々流 吉原 佩花様のご協力によるものです。
会期中は、藤森 照信×田野倉 徹也『吉田五十八の仕事』、水澤工務店代表取締役×水澤工務店棟梁『水澤工務店の仕事』の2つのトークイベントを開催しました。
また、通常非公開の2階特別公開(12/7~15の9日間)や、担当学芸員によるガイドツアー(期間中4回)も開催し、多くのお客様にお楽しみいただきました。

展示、およびイベントの様子をご紹介します。

 

岸邸初の試みとして、邸内数ヵ所にプロジェクター投影を行いました。
これにより、建物を傷つけずに該当場所での詳しい説明が可能になりました。
下の写真はコート室で投影されたキャプションをのぞき込む様子です。

朝から夕方まで滞在される吉田五十八ファンの方、建築関係の方や学生さんなど、熱心に建物の細部をご覧になられる方も多くおりました。
各部屋にはその部屋の図面を配置し自由にご覧頂きました。

全体の展示空間は文章パネルや体験コーナーなどを用意した場所と、室礼を整え吉田五十八の建築美を存分に味わいつつ、くつろいで頂ける場所とに分けてご紹介しました。
また、吉田五十八著『饒舌抄』より抜粋した吉田の言葉を邸内各所に展示し、自由に読んで頂きました。

【厨房・女中室】
・水澤工務店本社 作業場の様子写真
・鉋の削り屑に触れるコーナー、鉋削り場面の動画
・岸邸で使われている建築技法及び吉田五十八の建築特徴についてのパネル紹介 など

 

■室礼 「美遊居・きたがわ」(東京上野 池之端)
映画監督小津安二郎の美術担当であり、横山大観など文化人が度々訪れた美術商「貴多川(きたがわ)」(吉田五十八設計/赤坂・現存せず)の後を継ぐ「美遊居・きたがわ」の主人、北川景貴様に節季ごと室礼を替えながら吉田五十八の美意識を引き出す空間を整えて頂きました。美術品の中には奥村土牛作の富士山の絵や、安田靫彦作のチューリップの絵も飾られキャプションは出さず間近でご覧頂きました。
写真は殿村藍田筆のお軸や、八塔亭二寧作の笹雪図手鉢などをご紹介いたします。

 
  

 

■いけばな 長谷川瀟々(しょうしょう)流 吉原 佩花(よしはら はいか)
「貴多川」で当時花いけを担当していた師匠のもとで40年間、直接いけばなを学ぶ。
岸邸庭園や近隣より頂いた椿なども使い、毎回見ごたえのあるお花を活けて頂きました。

 

■展示室
・水澤工務店創業者 水澤文次郎と吉田五十八のあゆみを紹介
・水澤工務店棟梁の道具の展示
・当時を知る吉田五十八秘書の回想   など

 

展示室では大工道具の使い方を孫に教えるおじいさんの姿や、メモを取る学生の姿を見ることもありました。

■書斎
・水澤工務店本社の書庫の様子を書斎棚に写真パネルで再現
・水澤工務店現役棟梁へのインタビュー
・木材の違いに触れる体験 など
  

水澤工務店から借用した一部の書籍は自由に読んでいただけるスペースを用意しました。
本棚の本が写真と気付かないまま去られる方も多くいたようです。

そのほか、以下のトークイベントを開催しました。

■藤森 照信(建築史家・建築家)×田野倉 徹也(数寄屋建築家)トークイベント
11月26日、休館日の東山旧岸邸で居間と食堂を会場に「吉田五十八の建築」をテーマのもと、2時間ほど笑いの起こるトークが繰り広げられました。
参加者には、吉田五十八の顔の焼き印が入ったとらや工房特製どら焼きが振舞われました。
焼き印のイラストは東山旧岸邸・とらや工房パンフレットのイラストを担当して頂いた、ほしよりこさんによるものです。

  
   

■水澤 孝彦(水澤工務店 代表取締役)×壺屋 健二(水澤工務店 棟梁)トークイベント
2020年1月13日(月・祝)、参加者多数の為、会場を変更し駐車場すぐ横にある東山区公民館をお借りし開催しました。
前半は社長より水澤工務店の仕事のほか、貴重な写真や資料と共に吉田五十八の仕事や人柄について約1時間ほどお話いただきました。

 
一度休憩を入れた後、壺屋棟梁より水澤工務店でのお仕事や道具についてお話頂きました。
また、会場に設置されたセットを使い壺屋棟梁に鉋削りを実演頂くと、多くの方がカメラを片手に見守っていました。
イベント終了後にはほぼ全ての参加者も鉋削りを体験し、お子様から大人までいる会場は和やかな雰囲気となりました。
また、このイベントでも吉田五十八焼き印の入ったとらや工房のどら焼きをお土産にお渡ししました。

本企画にご協力頂きました、株式会社 水澤工務店様、北川 景貴様、長谷川瀟々流 吉原 佩花様、
藤森 照信様、田野倉徹也様、そして展示デザインを担当して頂いた杉本光俊様、貴重なお話をいただいた髙野栄造様、躰中ヌイ様に心より御礼申しあげます。
そして、ご来館頂きましたすべての皆様に感謝申しあげます。