展示企画「建物と室礼」(終了しました)

今年度の展示イベントは「建物と室礼」をテーマに3回に渡り開催します。

第2期は2022年11月9日(水)~11月28日(月)に開催しました。

吉田五十八は伝統的な数寄屋建築の美と現代的な住まいとしての機能を求めてこの建物を設計しました。
当然のように床の間やテーブルがあるように感じますが、それは単なる形式上ではなく、季節ごとの花や軸、美術品などがより活きる空間になるよう工夫が施されています。

普段は建物のご案内が中心になっていますが、この展示期間中にはぜひとも、 室礼の整った空間をお楽しみください。 室礼があって見えてくる技に気づかされることでしょう。

監修は上野池之端にございます「美遊居 きたがわ」様です。

【今後の予定】
第3期 2023年1月4日(水)~1月22日(日)

【終了した展示】
第1期 2022年6月7日(火)~6月27日(月)
第2期 2022年11月9日(水)~11月28日(月)

【  イベント終了 】伝統芸能講座 現代能「月の舞」

休館日の10月11日に開催されたイベント東山旧岸邸伝統芸能講座現代能「月の舞」についてご紹介します。

当日は連日の雨模様が嘘のように、前日午後の準備段階から晴天となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様は、まずとらや工房にてお食事を召し上がって頂きました。
湯本富士屋ホテル様に「月」をイメージして特別にご用意頂いたお食事です。
お料理の断面が満月のように見えたり、随所に「月」を感じる内容で一品一品丁寧に上品に仕上げられています。ボリュームも満点で、みなさま歓談されながらお食事の時間を愉しんでいただけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は休憩を挟み、場所を東山旧岸邸の庭園に移しお能の鑑賞です。
夜の部では御殿場市内の高校生がお手伝いをしてくれました。

(上記写真2枚 撮影:梅若ソラヤ)

演目前半ではお着物、後半は白いドレスでの現代能でした。
既存の能楽堂ではない、手づくりのお能舞台を前にみなさま真剣に鑑賞されていました。
囃子方の近くの席は珍しく、間近で音を聞きながらの演目を愉しんで頂けたようでした。

 

衣装替の場面では、特別につくられたとらや工房のお菓子が振舞われました。
さらにお茶は荒井園様の特別なほうじ茶です。
茎の部分を使用した通常用意の無いほんのり甘く香りのよいお茶です。

お菓子は「月の舞」と名付けられ中餡は白小豆の小倉餡、求肥は黒糖で練ったものです。
飾りにレモンピールの蜜漬けをあしらえています。(レモンは飾りのみ使用)
とらや工房の担当者曰く「演目が夏のお話であること、開催は10月であることを考慮して
求肥の少し透き通った感じとレモンを使用しました。風がそよそよと吹き抜ける夏の夜に
上った三日月をイメージし、演目最後には”満月に変わっていた”という部分から
中餡で満月を表現しました。私の思う幽玄と、とらや工房らしく飾り立てすぎないように、
材料や味・形もシンプルにしました」とのことです。

夜の部は海外からのお客様も多くお越しになっていました。
わっぱに乗せられた和菓子セットが登場すると演目中の緊張感がゆるぎ、みなさまあっという間に召し上がられていました。
夜の部では照明の力も遺憾なく発揮され、いつもの岸邸とは違う趣きとなりました。

当日は各回30席から50席に増席し、さらにお能とお菓子を楽しむお菓子席も追加し対応させて頂きました。
県外からも多くのお客様がお越しになり、夜の部では各国の大使もご来館頂きました。
ご参加頂きましたみなさま、ありがとうございました。

夜はまるで「月の舞」を寿ぐかのように白い月が煌々と輝いていました。

東山旧岸邸 伝統芸能講座 現代能「月の舞」
■出演
小屋の主人 梅若 猶彦
旅人    梅若 堯之
笛     藤田 次郎
笛     成田 寛人
小鼓    上田 敦史
大鼓    大村 滋二
後見    梅若長左衛門

作曲・音響 マサタカ・オダカ

■主催 御殿場市東山旧岸邸
■協力 富士屋ホテル&リゾーツ 湯本富士屋ホテルとらや工房

【おまけ】
東山旧岸邸の繊細な庭園の苔を守りつつ舞台を作るために、ブルーシート、段ボール、パレット、板やコンパネ、そしてウッドカーペットを重ねて準備にあたりました。

 

 

伝統文化の体験を通して、「礼節・もてなし・日本のこころ」を学びます

9月3日、4日に開催しました模様を写真でお伝えいたします。

 

東山旧岸邸で日本の伝統文化について学んでみませんか。

喜多流 能楽師 塩津圭介氏による能体験、とらや工房職人による和菓子作り、そして御殿場の茶舗 荒井園による煎茶淹れ、これらすべてを実践し日本の伝統文化を理解する体験型プログラムをご用意しました。

御殿場の閑静な場所に佇み、近代数寄屋建築の祖と言われる建築家・吉田五十八による邸宅で日本文化を楽しみましょう。

【講 師】 塩津 圭介(しおつ けいすけ) 荒井 仁(あらい ひとし) 中野 達也(なかの たつや)

【日 時】 第1回 9/3(土)14:30~18:00   第2回 9/4(日)14:30~18:00

【内 容】

グループに分かれ3つの課目をすべて体験し、最後は全員で茶会を開きます。

☆第1科目 能体験 稽古を通して礼節を学ぶと共に、中秋の名月が風雅に描かれる作品を題材に取り上げ、美しい舞を学ぶ。

☆第2科目 和菓子づくり体験 和菓子の世界について学ぶと同時に、実際に月にまつわる菓子作り体験をする。

☆第3科目 茶の湯体験 中秋の名月の時期に掲げられる掛物やお花など茶の湯の世界について学ぶ。また、オリジナルのお茶を淹れる。

☆まとめ 本館居間で塩津様が舞う仕舞を鑑賞し、その後庭園では茶会を開き月を愛でる慣習を体験する。茶会では特別に合組した日本茶と自分で作った和菓子をいただく。

【定 員】各回16名(抽選)

【参加対象】小学4年生~中学3年生

※保護者の付き添い要。

※静岡県内在住または静岡県内の小中学校に通う児童および生徒。

【参 加 費】 子ども 1,500円(入館料、和菓子、煎茶等含む) 保護者 300円(入館料)

【申込方法】 電  話:0550-83-0747 Fax:0550-83-0778

メール:ふじのくに子ども芸術大学講座申込み

https://www.fkac.jp/kouza2022/detail.html?id=nw1651121093

【申込期間】  6月1日(水)~8月8日(月)

*抽選の結果は、8月10日(水)以降お知らせいたします。

【ご注意事項】

1、多くの子ども達に体験をしていただきたいのですが、 建物内の収容人数とご提供できるサービスの両面から、 定員は各回16名とさせていただきます。応募多数の場合は抽選となりますので、あらかじめご了承ください。

2、本企画は「ふじのくに子ども芸術大学公募型講座」となっております。 ホームページ等へ掲載するための写真を撮影しますので、 あらかじめご理解の程よろしくお願いします。

3、和菓子に山芋を含んでいます。山芋アレルギーのある方は事前にお申し付けください。

※コロナウィルス感染症防止策をいたします。以下、ご確認お願いします。

  • 参加者はマスク、靴下の着用をお願いします。
  • 保護者様のお付き添いは1名様でお願いします。
  • お子様と保護者様の間隔も一定の距離を保っていただきます。ご見学はお子様の背後からお願いします。
  • 供用の道具のため各科目では都度、手指消毒をしていただきます。

主催 東山旧岸邸

協力 塩津能の會荒井園とらや工房、ひろせ造園土木

助成  ふじのくに子ども芸術大学実行委員会

【 終了イベント 】 絵本作家による読み聞かせフローラの世界へようこそ! 2022.5.19

東山旧岸邸では4月23日(土)世界図書デーの日にイベント「絵本作家による読み聞かせ
フローラの世界へようこそ!」を開催しました。
当日の様子をお伝えします。

隣接する「とらや工房」の庭の眺めから着想された絵本『フローラのハーブ園~妖精たちと
森のお話~』の作者わたなべひとみさん(静岡県出身)に、富士山が登場する新作物語を
創作いただき作家による読み聞かせを行いました。

 

会場には物語の最初のシーンから着想されたバルーンアートを用意し、お子様は
風船のお風呂に入るようにバルーンの中でお話に聞き入りました。

お話の後は、物語から着想した特製お菓子の創作秘話や作る際の工夫などの
説明をとらや工房の職人から聞きながら試食しました。

物語に出てくる「伝説のお山」をイメージした富士山を模した形のお菓子です。
断面から現れる色彩はフローラのハーブ園の世界をイメージしています。
和菓子には珍しいラベンダーを使用し、味も職人としてチャレンジした
この日限りのお菓子でした。

次は会場を変えて、わたなべひとみさんと原画を観る組と、通常非公開の
2階に用意したフローラのバルーンハウスで記念撮影をする組に分かれました。

パステルの柔らかい色彩に包まれた展示室はいつもと違い、優しい雰囲気に
変身しています。

 

読み聞かせ会場のバルーンも大喜びのお子様たちでしたが、2階に突如現れた
バルーンハウスには大人も大興奮でした。
このバルーンハウスは建物が傷つかないよう養生やゴザを敷いて準備しています。

 

イベントの中では参加されたお子様へ、わたなべひとみさんよりお名前入りの
サイン絵本のプレゼントがありました。

 

イベント終了後は自由に邸内を散策し、気持ちよく晴れたこの日は新緑に
吹く風を感じながら大人も子どもリラックスした一日となりました。

 

同時開催していた「フローラの世界原画展」では、とらや工房の喫茶室の一画や
東山旧岸邸展示室を使用して展示を行いました。

原画展示のほかに、イベントがつくられるまでの様子を動画で紹介したり、
画材による書き分けなど、わたなべひとみさん監修のもと展示しました。

とらや工房もいつもと違う装いで、親子連れなど見る人の目を愉しませていました。

 

イベントにご参加いただいたみなさま、また原画展示にお越し頂いたみなさま
ありがとうございました。

【 イベント終了 】「フローラの世界へようこそ!」読み聞かせと原画展示 2022.3.14

以下イベントは終了しました。 (記述 2022.4.30)


!!!!!延期日決定!!!!!

2022年2月23日、富士山の日に開催予定だった本イベントの延期日程が以下のように決定しました。
【絵本作家による読み聞かせ】2022年4月23日(土)
【フローラの世界原画展】2022年4月20日(水)~25日(月)
フライヤーは延期決定前のデザインのため日時が異なります。
詳しい内容と申込方法、日時や場所については下段をご確認ください。


イベントフライヤーPDFダウンロード
※正しい開催日は4月23日(土)(※申込締切4月3日17:00)原画展示は4月20日(水)~25日(月)

『フローラのハーブ園~妖精たちと森のおはなし~』の作者  わたなべ ひとみ  が、
2月23日の富士山の日に合わせて新たに創作した物語を読み聞かせします。
読み聞かせのあとには、物語から着想されたとらや工房特製のハーブを使用したお菓子の試食をし、
バルーンでつくったフローラのお家で写真を撮ったり、絵本の原画を鑑賞する内容です。
詳細は以下の通りです。

【フローラの世界へようこそ! 絵本作家による読み聞かせ】
■日時
2022年4月23日(土)
午前の部10:30~12:30 / 午後の部14:00~16:00
■場所
東山旧岸邸
受付棟(読み聞かせ・試食)/本館 2階(バルーン) /本館展示室(原画鑑賞)
■定員
各回8名(※保護者含まず)
■参加費
1,500円(お子様と保護者の2名様合計/入館料・お菓子代含)
※兄弟姉妹申込の場合はご相談下さい
※会場の密を避けるため、付添保護者は1名とさせて頂きます
■申込締切
2022年4月3日(日)17:00まで ※応募者多数の場合は抽選

【申込方法】
以下①~③のいずれかの方法で必要事項をお知らせください。
①東山旧岸邸ホームページの「お問合せフォーム」より申込
②電話 0550-83-0747(※火曜休館)
フライヤー(※)をダウンロードし、FAXでの申込  0550-83-0778
※フライヤーは延期決定前の日時が記載されています。ご注意ください。

■必要事項 6点
児童の氏名(ふりがな)および年齢/保護者の氏名/ご住所/ご連絡先/
参加希望回/食物アレルギーの有無
※個人情報は当イベント運営上の目的以外には使用いたしません。

【内容】
①絵本作家による読み聞かせ
②お菓子の試食・絵本作家との交流
③バルーンのお家で記念撮影
④原画鑑賞
⑤作家さんよりプレゼント贈呈(当日のお楽しみ)

**********同 時 開 催**********
「フローラの世界原画展示」
■日時
2022年4月20日(水)~25日(月)
10:00~18:00(最終入館17:30)
■料金
東山旧岸邸入館料のみ
一般300円/小中学生150円/20名以上の団体は一般250円、小中学生100円

【作家紹介】
わたなべ ひとみ

(フォトグラファー:Ryo Imai)
三島市出身、清水町育ち。
東山旧岸邸に隣接するとらや工房から見える庭の眺めから着想を得た、
『フローラのハーブ園~妖精たちと森のおはなし~』(2019年、文芸社)が近著。
その他、『黄色いおうち』2018年、文芸社

******前回(2020年2月)の読み聞かせの様子******
 

皆様からのご応募をお待ちしております。

(更新:2022年3月14日東山旧岸邸)


本イベントは、昨今の新型コロナウイルス拡大を受け延期することといたしました。
絵本読み聞かせイベントおよび原画展示ともに、延期時期は春頃を予定しています。
日時決定次第、再度ご報告いたします。
(※既にお申込頂いている皆様へは個別にご連絡さしあげています)

楽しみにされていたみなさま、申し訳ございません。
ご理解のほど、何卒よろしくお願い申しあげます。
(更新:2022年1月29日東山旧岸邸)