東山旧岸邸「写経の集い」
東山旧岸邸では、2013年5月20日(月)~6月5日(水)までの平日10日間に
「写経の集い」を開催いたしました。
当日の様子をご紹介いたします。
◎イベント概要
かつて岸信介氏が庭を眺めながら写経をしていたというエピソードが残る東山旧岸邸で
通常非公開の2階和室を会場として般若心経を写経するというイベントです。
ご参加のみなさまは、14時頃にスタッフの案内で2階の会場へ。
入室前にお清めの意味がある塗香をお好みでつけて着席します。
スタッフから説明を聞いて、ベルの合図で写経の時間に入りました。
写経中はとても静かな空間になります。窓を開けると
庭園の小川のせせらぎや鳥の声などがよく響いてきこえます。
二十四節季でいうと小満から芒種にかけての時期、
日に日に色が濃くなる緑を前に、取り組んでいただきました。
書き終わった方から解散とし、その後、
1階や庭園の見学をされる方もいらっしゃいました。
今年で3回目の実施ですが、
「岸邸で過ごす静かな時間(写経)を毎年楽しみにしているのよ」と
いってくださるお客さまもいらっしゃいます。
本格的な梅雨に入る少し前の期間、
静かなひとときをお過ごしいただきました。
ご参加の皆さま
どうもありがとうございました。