東山旧岸邸では3月28日(火)に声優でもあり講談師でもある一龍齋貞友さんをお招きし、
春休みの親子向けイベントを開催しました。当日の様子をご報告します。
「ちびまる子ちゃん」お母さんと小杉役、「クレヨンしんちゃん」マサオ君役、「忍たま乱太郎」しんべヱ役などでも知られる声優の一龍齋貞友さんは、怪談を得意とした人間国宝の一龍齋 貞水さんを師匠として講談師としても活躍されています。
今回は小学生・中学生のお子様とその保護者の方を対象に、声優のお仕事のご紹介や講談、読み聞かせや体験、講談風アフレコなどを織り交ぜ、盛沢山の内容で楽しんで頂きました。
冒頭ご挨拶ではアニメのキャラクターの声でお話頂いたり、有名CMのナレーションの再現などもご披露頂きコロコロ変わる声の幅にご参加の方も驚かれていた様子でした。
体験では、講談師の張り扇を真似て「パン!パン!」という手打ちを貞友さんの合図に合わせて行いました。
大人も子供も一生懸命で会場が少し暑くなるほど盛り上がりました。
講談は「越の海」という、小さなお相撲さんが活躍するお話です。
貞友さんの話芸で、ちょこまか動く元気なお相撲さんの様子が目の前に浮かんでくるようでした。
子どもたちの笑い声が響く時間でした。
休憩を挟み後半は会場を暗くし、絵本の読み聞かせと怪談「耳無し芳一」を、映像と共にアフレコ風にお楽しみ頂きました。
怖い内容ではありましたが、瞬きもしないで見入るお子様の横顔が目立ち、みなさま物語の世界に引き込まれているようでした。
おみやげにはとらや工房のどら焼きをご用意しました。
この日特別の、貞友さんの焼き印が付いたどら焼きです。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。