「新しい生活様式に対応した公演」(終了しました)

11月10日(火)に開催しました公演の様子です。You Tubeでどうぞご覧ください。

ダイジェスト版 (約8分間)

公演のすべてをご覧になれます。You Tubeでどうぞご覧ください。

第一部 ワークショップ「お能とは」/素囃子「早笛」 (約43分間)

第二部 特別展示「展示品解説」/インタビュ- (約18分間)

第三部 実演鑑賞 舞囃子「羽衣」/舞囃子「高砂」/質疑応答 (約40分間)

公演インタビュー (約8分間)

 

晴天にも恵まれ、秋晴の空、紅葉したお庭を背に、能の世界をお楽しみ

いただきました。

紅葉した庭園

 

池に映る秋空

 

特別展示

 

『天鼓』

 

『葵上』

 

『羽衣』

 

楽器紹介
素囃子「早笛」

 

舞囃子「羽衣」

 

舞囃子「高砂」

当日の公演映像は下記の時間、TOKAIケーブルネットワークで放映されます。
「トコチャンワイド」特集(7~8分程度)
11月30日(月)12:00~、17:00~、21:00~、24:00~
12月1日(火)5:00~

特番(120分枠)
12月6日(日)10:00~
12月12日(土)19:00~
12月19日(土)13:00~
12月29日(火)16:00~

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コロナ禍の本年は、「ふじのくに#エールアートプロジェクト」の助成を得て
伝統芸能講座を開催いたします。
三つの密がないように参加人数を抑えて互いの距離をとり開催しますが、
間近に感じることができるようにイヤホンを使ったり、細部を確認して
いただけるよう後日、映像を配信したりします。
能面や装束などの特別展示も分散させ、安心して鑑賞できるようにします。

 

 

印刷用は以下をクリックしてください。

フライヤーPDF

イベントの詳細は、下記の通りです。
■日程:令和2年11月10日(火)
■時間:第1回  12時~14時 / 第2回  15時~17時
■会場: 東山旧岸邸
■定員:各回25名(事前予約制) ※応募多数の場合は抽選
■参加費:協賛席(室内ソファー席)5,300円(税込)
一般席(庭園椅子席)3,800円 (税込)
■お申込み:電話:0550-83-0747(火曜休館)
東山旧岸邸ホームページ:お問合せフォームより
氏名、ふりがな、郵便番号、住所、電話番号、希望回、席種、参加人数、
当日の公演映像の配信希望有無をお知らせください。

※ふじのくに#エールアートプロジェクト採択事業のため、広報用の撮影が行われる場合があります。
※お申込の際にお伺いした個人情報は、当イベント運営上の目的以外には使用いたしません。
ご不明な点等ございましたら、お気兼ねなくお問合せください。
皆さまにお会いできますことを、心より楽しみにしております。

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■主催 御殿場市東山旧岸邸
■助成 ふじのくに#エールアートプロジェクト
■協力 (一・社)塩津能の會、(株)イヤホンガイド、(株)TOKAIケーブルネットワーク

【 お知らせ 】10月~3月の開館時間 2020.9.28

10月1日~3月31日の開館時間は下記の通りです。

10:00~17:00(入館は16:30まで)
※4月~9月の開館時間より1時間短くなります。

みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

伝統文化の体験を通して、「礼節・もてなし・日本のこころ」を学びます

9/20(日)~9/22(火・祝)の3日間で全6回の体験型講座を開催しました。

今年は120名の応募があり、48名が当選となりました。

はじめて体験するものばかりで受講した子どもたちは緊張した面持ちでしたが、

「2時間半の講座があっという間に終わった」という感想が多かったです。

当日の様子をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

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東山旧岸邸で日本の伝統文化について学んでみませんか。

京都錦の伝統織物・龍村光峯による機織り、とらや工房による和菓子絵付け、そして御殿場の茶舗 荒井園による煎茶、これらすべてを実践し日本の伝統文化を理解する体験型プログラムをご用意しました。御殿場の閑静な場所に佇み、近代数寄屋建築の祖と言われる建築家・吉田五十八による邸宅で日本文化を楽しみましょう。

講師
龍村 周(たつむら あまね)
荒井 仁(あらい ひとし)
福田 翔志(ふくだ しょうじ)

 

錦織「雅の松」

皇太子妃殿下ご婚礼支度品(龍村光峯 作)

 

 

 

 

【日 時】

第1回 9/20(日)10:00~12:30
第2回 9/20(日)13:30~16:00
第3回 9/21(月・祝)10:00~12:30
第4回 9/21(月・祝)13:30~16:00
第5回 9/22(火・祝)10:00~12:30
第6回 9/22(火・祝)13:30~16:00 (全6回)
※受付は各回30分前からです

【内    容】

※コロナウィルス感染症防止策のため、内容を一部変更いたします。以下、ご確認お願いします。

  • 講師はフェイスシールドを着用し指導いたします。
  • 参加者はマスク、靴下の着用をお願いします。
  • 保護者様のお付き添いは1名様でお願いします。
  • お子様と保護者様の間隔も一定の距離を保っていただきます。ご見学はお子様の背後からお願いします。
  • 供用の道具のため各科目では都度、手指消毒をしていただきます。
  • 「まとめ」の茶会は密を避けるためお子様のみの入室とさせていただきます。保護者の方はお庭からの見学となります

 

2名1組になり、4つの課目を各20分で体験し、最後は全員で茶会を開きます。

☆機織りの世界について学ぶ

二階寝室にて織物美術についてお話を聞く。

☆機織り体験

二階和室にて機織り機を使い実践する。絹糸10種類から好きなものを選び10センチ四方の布を織る。

☆和菓子の絵付け体験

研修棟にて和菓子の世界についてお話を聞き、実際に絵付けをする。

☆煎茶の淹れ方体験

研修棟にて御殿場産の日本茶を、急須を使って丁寧に淹れる方法を学ぶ。茶器や茶葉の目利きクイズを行う。

☆まとめ

茶庭から入室し、一階和室にて特別に合組(ブレンド)した日本茶と和菓子をいただく

【定  員】 各回8名(抽選)
【参加対象】 小学4年生~中学3年生
※保護者の付き添い要。
※静岡県内在住または静岡県内の小中学校に通う児童および生徒。
【参 加 費】
子 ど も      1,500円(入館料、機織り材料、和菓子、煎茶等含む)
保 護 者        300円(入館料)※保護者の付き添い要
【申込方法】
電  話:0550-83-0747
Fax:0550-83-0778
メール:ふじのくに子ども芸術大学講座申込み

https://www.fkac.jp/kouza2020/detail.html?id=nw1589179057

【申込期間】  6月1日(月)~8月24日(月)
*抽選の結果は、8月25日(火)以降お知らせいたします。

詳しくは以下をご覧ください。
ふじのくに子ども芸術大学公式ホームページ https://www.fkac.jp/

【ご注意事項】
1、多くの子ども達に体験をしていただきたいのですが、
建物内の収容人数とご提供できるサービスの両面から、
定員は各回8名とさせていただきます。応募多数の場合は抽選となりますので、
あらかじめご了承ください。
2、本企画は「ふじのくに子ども芸術大学公募型講座」となっております。
ホームページ等へ掲載するための写真を撮影しますので、
あらかじめご理解の程よろしくお願いします。
3、和菓子に山芋を含んでいます。山芋アレルギーのある方は事前にお申し付けください。

主催 東山旧岸邸
協力 株式会社龍村光峯荒井園とらや工房、ひろせ造園土木

助成  ふじのくに子ども芸術大学実行委員会

【イベント】中野翔太&田中拓也 ピアノ・サックスコンサート(終了しました)2020.5.29

東山旧岸邸では今年の1月21日(火)休館日に、「中野翔太&田中拓也ピアノ・サックスコンサート」を開催しました。本イベントは一般財団法人地域創造の「おんかつ」事業の助成を得て実施したもので、東山旧岸邸のほかに、1月20日(月)には御殿場市内小学校でのアウトリーチ活動、1月22日(水)には御殿場市民会館と共同企画でコンサートを開催しました。

東山旧岸邸で行われた1月21日(火)のコンサートの様子をご紹介します。

午前の部では地元の高齢者の方々を、午後の部では東山地区・御殿場地区の方々をご招待し、邸内の居間と食堂を舞台にクラシック音楽に触れていただくためのコンサートを開催しました。
天気にも恵まれた庭園を背景に、5曲を1時間ほどかけて演奏しました。奏者は中野翔太(ピアノ)、田中拓也(サックス)です。

2人は近隣の秩父宮記念公園や二岡神社、YMCA東山荘などを事前に訪れており、富士山を間近に望む自然豊かな御殿場の景色を音楽に昇華させ演奏しました。

サロン風に演奏者と近い距離で、楽器の音色を味わっていただきました。
デュオのほか、ソロの楽曲も披露されました。
 

富士山の麓に流れる清らかな水の姿からインスピレーションを受け、奏でられたピアノの調べには会場の皆様も引き込まれるように耳を澄ましていました。

コンサートの合間には楽器紹介など、2人の仲の良さが表れるトークもお楽しみいただきました。

会場からは「間近で生の演奏を聴けてよかった」「お庭、建物に合った雰囲気で素敵でした」などのお声も出て満足していただけたようです。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

<当日演奏された曲目>
「イタリア組曲」より序奏/イーゴリ・ストラヴィンスキー
森の静けさ/アントニン・ドヴォルザーク
ワルツ形式によるカプリース/ポール・ボノー
水の戯れ/モーリス・ラヴェル
リベルタンゴ/アストル・ピアソラ

<奏者紹介>
ピアノ 中野翔太(なかのしょうた)
2009年にジュリアード音楽院を卒業。これまでにシャルル・デュトワ指揮/NHK交響楽団、小林研一郎指揮/読売日本交響楽団、小澤征爾指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団等と多数共演。クラシックを基盤に、作曲、編曲、ジャズ演奏など音楽活動の幅を広げている。第15回出光音楽賞受賞。

 

サックス 田中拓也(たなかたくや)
都立芸術高校、東京藝術大学を経て、東京藝術大学修士課程修了。洗足学園音楽大学非常勤講師。第25回日本管打楽器コンクール第1位並びに特別大賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞を受賞。題名のない音楽会等、テレビや雑誌に出演。

【イベント】2020年「写経の集い」中止のお知らせ 2020.4.29

 

かつて岸信介が御殿場の自邸・東山旧岸邸で写経をしていたことから9年間開催していたイベント「写経の集い」を、本年はコロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催を見送ることとなりました。楽しみにされていた皆様、申し訳ございません。

今回は代わりとして「やってみよう!お家で写経」と題し、東山旧岸邸の写経方法をご紹介します。
お家の好きな場所で、好きな時に写経に挑戦してみてください。

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「やってみよう!お家で写経」 ~東山旧岸邸の写経方法ご紹介~ (印刷したい方はこちら→

東山旧岸邸の主であった岸信介は73歳から逝去する90歳まで御殿場の自邸で過ごし、弘法大師ご入定1150年の際には高野山の奉賛会長をつとめ、般若心経1150巻をこの邸宅で書き奉納されました。
東山旧岸邸ではこのエピソードから、通常非公開の2階(寝室・夫人室)にてお庭を眺めつつ、般若心経の写経に取り組んで頂く催しを行っていました。
今回は皆様のご自宅で写経が出来るよう、当邸の写経方法をご紹介いたします。

【準備】
・主な道具:写経筆(筆ペン可)、写経用紙、お手本用写経用紙、硯、墨、水、墨汁、文鎮、毛氈(下敷き)
・準備:汚れても良い服を着用する、もしくは作務衣など汚れ防止の上着を羽織る
・場所:窓を少し開け半紙が浮かない程度の風が通り、鳥の声や水の音が聞こえると良いでしょう。

お香を焚いても良いでしょう。雨音を聞きながら、雨の日の写経もおすすめです。

【手順】
●塗香(ずこう)をする
(粉末にしたお香を掌に塗りこみ、その香りを吸い込むことで手・鼻・口・精神を清める)
●墨を擦る、景色を眺める、深呼吸するなどをして心を清め、写経を始める
(お手本を下敷きに写経する方法と、お手本を横に置き見ながら写経する方法があります)
●誤字の場合・・・誤字の右側に点を打ち、同行の欄外(上下どららでも可)に正しい字を記す
●脱字の場合・・・脱字した前後の文字の間の右側に点を打ち、同行の下に抜けた文字を記す

【誤字の場合】

【脱字の場合】

書き終えたら・・・願いごと、名前、日付を記します。願いごとは四字熟語でも文章でも構いません。(例:無病息災、心願成就、早く平和な世界になりますよう)

※写経用紙によって記入箇所の違いや、各々お作法の違いがございます。
一例としてご参考ください。

東山旧岸邸では、写経後の用紙は各自お持ち帰り頂いていましたが、仏様へ奉納するか時をみて近隣のお寺でお焚き上げして頂くのもよいでしょう。なお、写経中は無理のない姿勢で行いましょう。

今回は岸邸のお庭を想像しながら写経が出来るよう、東山旧岸邸の庭園画像をご用意しました。
下記よりダウンロードいただけます。
庭園画像2020年5月末日までダウンロード可/個人使用目的のみ・転用禁止

写経用紙・塗香について・・・東山旧岸邸では、写経用紙は「鳩居堂」様、塗香は「山田松高木店」様のものを使用していますが、各所から写経用紙など販売されておりインターネットでも手に入ります。また、お手本を無料ダウンロードできるサイトもございます。(※「写経 ダウンロード」等で検索可)

ご自身に合う物を探して、有意義な写経の時間をお楽しみください。

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<おまけ>
東山旧岸邸のある御殿場では、この地域ならではの旬の料理がございます。
写経のあとはそんなご当地料理に挑戦してみるのも良いでしょう。
以下サイトもご紹介いたします。

・JA御殿場 レシピ紹介

御殿場地域の名産品「御厨そば」や旬の農産物を使った献立が並びます。
自宅の食卓にて御殿場の味をお楽しみください。

また御殿場で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
早く安心して過ごせる日々が戻りますよう。