【終了イベント】夏休みワークショップ

       夏休みワークショップ

岸邸ってどんなところ? 富士山ってどんなかたち?
        ~岸邸たんけんと和菓子づくり~ 

 

東山旧岸邸と隣接するとらや工房では、
2014年7月30日(水)、31日(木)、8月6日(水)、7日(木)に
小学生とその保護者を対象とした夏休みワークショップを開催いたしました。
当日の様子をご紹介いたします。

◎イベント概要
今年で5回目となる夏休み期間中のイベントです。
建物の仕組みや住んでいた人物を知る“岸邸たんけん”と
富士山と夏をテーマにした“和菓子づくり”を行い、試食するというプログラムです。

●岸邸たんけん 
 

1階のたんけんでは、岸邸についての穴埋め問題と、
住んでいた人について知るワークシートの作業に親子で取り組みました。
答え合わせは、岸邸のことなら何でも知っている「岸邸ものしり博士」と行いました。

 

また、通常非公開の2階では、部屋にある3つの秘密を探しました。
まるで宝探しのように、一生懸命に秘密を探す子供たちの活き活きとした表情が印象的でした。

●和菓子づくり(とらや工房)
 

和菓子づくりでは、はじめに原材料や使用している天然色素について学びました。
着替えをした後、先生のお手本を見ます。完成時には「わぁ!」と声があがりました。

 

その後、それぞれの作業台に戻り、
先生からつくり方を教えてもらいながらテーマの和菓子をつくっていきます。
こまかな作業に、皆の表情は真剣そのものでした。

●試食の時間

和菓子完成後、皆で岸邸に戻り、
和室でお抹茶とともにできたての和菓子を試食しました。
今回つくった和菓子は富士山のかたちと桃のかたちをしたねりきりです。
材料は同じでも、少しずつ形の違う、世界にたったひとつの和菓子に笑顔がこぼれていました。

酷暑の中、3時間半を超えるイベントでしたが、元気に参加してくださいました。
ご参加の皆さま、どうもありがとうございました。

【終了イベント】触れてみよう能楽師~岸邸で小鼓体験~

東山旧岸邸では、7月11日(金)に、
「触れてみよう能楽師~岸邸で小鼓体験~」を開催いたしました。
当日の様子をご紹介いたします。

◎イベント概要
大倉流小鼓方十六世宗家の大倉源次郎氏をお招きし、
能楽の世界や楽器についての解説と実演、小鼓体験をお楽しみいただく企画です。

■講話 

まずは、能楽や小鼓についての解説です。
昔は田植えの際に小鼓を演奏し、リズムに合わせて作業をしていたことなど、
興味深いお話を聞かせていただきました。

また、普段はなかなか見ることのできない
小鼓の筒の部分の細やかな蒔絵も、間近でご覧いただきました。

■小鼓体験

場所を岸邸の2階に移して、いよいよ小鼓体験です。
まずは“エア小鼓”(小鼓を持たずに打つ真似をすること)。
先生のお手本を見ながら、小鼓を打つ練習をします。

和室にあがり、本物の小鼓に触れます。
持ち方から教えて頂きました。

小鼓の音の種類は4種類あるとのことで、
打ち分けるのが難しい様子でした。

台風一過の暑い陽気の中でお楽しみいただきました。
ご参加の皆さま どうもありがとうございました。

※今回のイベントは、8月30日(土)に御殿場市民会館で開催の
「グランシップ出前公演 能楽入門公演」の関連イベントとして実施したものです。
こちらにも是非、足をお運びください。

詳細は、こちらからどうぞ
http://www.granship.or.jp/audience/event.php?id=1047#ac3