【終了イベント】椿たより

東山旧岸邸では、2月3日(土)から12日(月・祝)までの休館日以外の9日間、
樹齢400年と言われる椿・太郎冠者の開花時期に合わせて展示「椿たより」を
行いました。
椿にまつわる展示として3回目となる今回は、御殿場椿の会のみなさまにご協力頂き、
椿との思い出をしたためた手紙と共に、椿の花を展示しました。

展示の様子を紹介します。

電話台 2018.02.05-2 書斎-2

和室 2018.02.03-2 玄関ホール-2

邸内14箇所に椿が展示され、その内9箇所に手紙を設置しました。
手紙の内容は、子どもの頃の椿の思い出や、故郷の情景などが綴られているものもあり、
寒い季節に心が温まる文章が添えられました。

 

手紙の内容を一例紹介いたします。
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■食堂に設置した手紙
「小学生の頃、学校から帰ると隣近所の子ども達は外で遊びます。昭和20年代は今の様に
甘いものがあふれている世の中ではありませんでした。
椿の花が咲くと、みんなで椿の森や、田んぼ道に行って次から次へ花を取って
花の蜜を吸ったものです。
器用な子はワラに椿を通して首飾りをつくったり、おままごとでは、椿の葉っぱをお皿にして
花を刻んでごちそうにして遊びました。
今でもやぶ椿を見るとあの甘さを思い出して吸ってみたいなと思ってしまいます。」

食堂床の間2
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御殿場椿の会の方による手製の花器をお褒め頂くこともありました。
正面玄関に設置した花器もその一つです。

正面玄関 2018.02.03-3中庭

御殿場は1月末から雪が積もり、
今年は雪の庭園と、彩り豊かな椿との表情もお楽しみいただけました。

椿の花を楽しむ方、手紙を探す方、椿と建物を合わせて味わう方など、
皆さま思い思いに楽しんで頂いていたようです。

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ご来館いただきました皆さま、ありがとうございました。